研究する医者になるには

研究という医者になるにはどうすれば

研究医という医者になるには

小さなころから医者になることを夢見てきた高校生です。現在、念願の医学部合格に向けて日々参考書と格闘している暮らしを送っています。高校生活の大部分が勉強漬けになっていることに迷いはないのですが、医学部受験の二次試験対策について案じていた時、ふと「自分はどんな医者になりたいのか」について考えていた自分に気が付きました。はたして「医者」という職業にはどんなバリエーションがあるのかということが気になりました。

いわゆる患者を診察する「臨床医」以外には、「医者」という職業はないのだろうか。医療に関して深く専門的な知識を身に付け、医療のプロフェッショナルとして活躍できる立場の職業といえば「医者」だと考え、その道に進むべく努力してきたけれど、「臨床医」以外の「医者としての職業」があるのではないだろうか。そんなことを考えていた僕には医者になるにはこちらのサイトが参考になりました。

そこで、医者にはどんな種類があるのか調べてみたところ、大学ほか各種研究機関などに属し、医療に関して研究を行うことが職務の「研究医」という医者の種類があることを知ることができました。

研究医とは、一言でいえば「今苦しんでいる治療法がわからない患者に役立つ医療を見つける」医者のことなのです。臨床医のように「今苦しんでいる患者に必要な治療を行う」ために働くのではなく、まだ治療法が確立されていない病気や感染症などについて新たな治療法を見つけ出すことが、研究医のもっとも大切な使命となります。

病院に勤務する臨床医に対して、研究医の職場は、大学や専門医療施設、民間企業の研究室になります。原因や治療法が確立していない病気を解明し、有効な治療方法を確立するための基礎研究を繰り返し、データを収集し、効果的な治療方法を確立したという根拠を見つけたら、論文を作成して医療従事者たちに発表することが主な仕事になります。

自分の発見によって多くの患者を救うことができるかもしれない、臨床医とはまた異なる意義のある職務です。また、それらの論文が認められる脚光を浴びることができれば、著名な学術誌に取り上げられ、マスコミからも注目され、賞を受賞するなど、様々な栄誉を受けることもあります。

そもそも僕が医者になりたいと思うようになったのは、現在効果的な治療法がまだ見つかっていない難病に苦しんでいる兄がいることがきっかけでした。幼いころから病気に苦しむ兄の姿や、あちこちの病院に兄を連れて行っては落胆して帰ってくる両親の姿を見ていることは本当につらいものでした。

勉強に打ち込むあまり、なぜ医者になりたいかという原点を見失いかけていたことを反省した僕は、臨床医として様々な患者の治療をするよりも、研究医になって兄と同じように難病に苦しむ人たちを救う治療法を研究したいと思うようになりました。

そして、研究医についてさらに調べてみると、なんと臨床医と違い、研究医は特に医学部卒でなくてもなれるらしいのです。とはいえ、苦しむ患者を救うための医療従事者として、医学部を卒業して医師免許を取得することが望ましいはずだと考えました。医学部で医学を修めたからこそ、病気の基礎知識、患者を治したいという気構えが養われるはずです。必ずしも医学部を卒業しなくともよいといえども、しかし、それでもやっぱり医学の知識なしで難病治療の研究に携わるのは厳しいでしょう。

“臨床医になるためには、医学部を卒業して医師国家試験に合格する必要がありますが、実は研究医は医学部出身でなくとも就く事が可能です。しかし、医学的な知識は当然必要になるので、医学部を卒業していた方が有利であることは確かです。研究医を目指す場合は、やはり医学部を卒業して医師免許を取得する事が基本となります。
出典:研究医になるには~募集は非常に少ない|医者になる方法

また、最近では医学部出身の研究医を育成するプログラムがあるようです。

“近年の医学部出身の基礎医学研究者の著しい減少傾向を懸念した東京大学・大阪大学・名古屋大学・京都大学の4大学が連携し、MD研究者養成コースを立ち上げました。個々の大学独自の、または大学間で共同開発の育成プログラムの運用で、長期的な視点から研究医の育成と医学教育体制の強化、研究の活性化を図ろうとするものです。研究会や学生交流など、相互補完的な色合いの濃い実践的な内容で期待を集めています。
出典:医学部から医学研究者になるには|TMPS医学館

こうして、研究医について調べていくうちに、やはり僕のやりたい難病の治療法研究をやるには医学部に進むのが必要だと、改めて決意することができました。「患者を治したい」という思いがあるなら、とことん頑張って志望大学の医学部に合格して思い切り医学を勉強したいと思いを新たにしたのです。